人として一番大切なことは振り返る事。
振り返る大切さを物語るこのは多くの残されています。
旧大日本帝国海軍には「五省」があります。(これは『リコカツ』と言う私のお気に入りのTVドラマの中にも登場しましたよ!)
一、至誠(しせい)に悖(もと)る勿かりしか(真心に反することはなかったか)
一、言行に恥づる勿かりしか (言葉と行ないに恥ずかしいところはなかったか)
一、気力に欠くる勿かりしか (気力に欠いてはいなかったか)
一、努力に憾(うら)み勿かりしか (努力不足ではなかったか)
一、不精に亘(わた)る勿かりしか (不精になってはいなかったか)
また論語に三省があります。
曾子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日に吾(わ)が身を三省す、人の為(ため)に謀りて忠ならざるか。
朋友(ほうゆう)と交わりて信ならざるか、
習わざるを伝えしか、と。
一、人の為(ため)に謀りて忠ならざるか (人のためを思って行動したか)
一、朋友(ほうゆう)と交わりて信ならざるか、 (嘘はついていないか)
一、習わざるを伝えしか (いい加減なことを言ってないか)
当たり前のように、平生のことのように、振り返ることの習慣が必要です。