辛さを知っているから幸せになれる!

人にできない苦労ほど、
いつか楽しい思い出になる!
すべて生きる糧になる!
辛さを知っているから人は幸せになれる!
 
 
 
『辛さを知っているから幸せになれる』
 
 
どんな境遇におかれて
辛い思いをしても、
天も地も人も恨まない。
 
食って、寝て、
嫌なことは
忘れることが一番。
 
 
- 田中角栄 -
 
 
 
どんなに辛くても
楽なほうへ逃げない。
 
人にできない苦労ほど、
いつか楽しい思い出になる
 
 
- 美輪明宏 -
 
 
 
辛い時ほど
人生のひと言に
出逢える
 
 
- 中谷彰宏 -
 
 
 
自分が一番辛いって
思うから、余計に辛くなる
 
 
- 作者不詳 -
 
 
 
寒さに震えた者ほど、
太陽の暖かさを感じる
 
 
- ホイットマン -
 
 
 
辛いという字がある。
 
もう少しで、
幸せになれそうな字である
 
 
- 星野富弘 -
 
 
 
 
つらい過去は
すべて糧になる!
 
 
 
■ 不安と恐怖は妄想から生まれる!
 
 
人は誰しも大なり小なり「不安」と「恐怖」を心のどこかに抱えています。この不安と恐怖が実に厄介で、考えなくてもいいことを考えすぎたりします。考えすぎると、さらに不安と恐怖は大きくなり、次第に何をするにもストレスを感じるようになってしまします。
 
 
こうした不安と恐怖によって考えすぎてしまうことの大半は現実には起こりません。ですので、大抵取り越し苦労に終わるのですが、その原因と向き合おうとしないため、考えすぎによる取り越し苦労を繰り返してしまいます。では、不安や恐怖の原因は何でしょうか?。
 
 
それは過去の記憶による「妄想」です。頭の中で作り出した妄想に不安や恐怖を感じています。自分を幸せにしてくれる幸せな妄想ならいいのですが、自分を不幸にする妄想なら速やかにやめなければいけません。先にのべたとおり考えれば考えるほど不安が大きくなるようなことばかり考えてしまうからです。
 
 
 
 
■ 過去の記憶に苦しめられていませんか!?
 
 
気をつけなければいけないのは、不安や恐怖を生み出す妄想を習慣化してしまうことです。そうなると嫌なことがあっても、そこから離れることができず、そのことばかり延々と考えつづけてしまいます。そうらなないためにも考えることをやめなければなりません。
 
 
一番いいのは、田中角栄さんのように嫌なことがあったら、おいしいものを食べて寝て忘れるのが一番なんです。寝るだけで嫌な記憶が半減します。そして次の日また寝れば、さらに記憶は半減していくので、3日あれば大抵忘れることができます。
 
 
しかし、嫌なことを考え続けてしまうと、どんどん嫌な記憶が脳内で強化されてしまいます。こうなると忘れたくても忘れることができなくなるので、次にまた嫌なことに遭遇するまで延々に悩まされ続けます。これは精神衛生的によく
 
 
 
 
■ 思い切って過去を変えてしまう!
 
 
過去におこった辛かったこと、悲しかったこと、苦しかったことは全て脳内に記憶されています。人間だれしもこうした辛い経験は二度と経験したくないと思いますよね。しかし、あまりにも身構えてしまうと、それを嘲笑うかのように不安や恐怖は大きくなってしまいます。
 
 
しかし、過去の記憶を消しさることはできませんし、過去を変えることはできません。ですので、余計に不安や恐怖を感じてしまうのでしょう。こうした場合は過去の受け止め方を変えることで、不安や恐怖を解消することができます。
 
 
過去におこったことに対する考え方をほんの少し変えるだけでいいんです。それは、「過去に経験したことのおかげで今の自分がある」と思うことです。経験したことは全て生きる糧になります。これは皆さん実感していただける真実です。
 
 
 
 
■ 辛い経験ほど自分を成長させる!
 
 
受験に失敗した、告白したけどフラれた、友人と喧嘩した、仕事で失敗した、上司に叱られた、事故を起こした、といったことを私も過去に経験しています。今考えれば笑い話なのですが、10代のとき初めて告白してフラれたときは、この世の終わりだと思いました。
 
 
受験で志望校に合格できなかったときは、「この先どんなに頑張っても、なにも自分の思い通りにならないのかも…」と絶望しました。社会に出てからもパワハラ上司に恐怖を感じ、理不尽な取引先との交渉の場で何度も逃げ出したくなったり、B型肝炎を発症したりと、一時期不安や恐怖でいっぱいでした。
 
 
しかし、今自分がこうしてフリーランスとして仕事ができるのも、そうした辛かった過去に色々と学ばせていただいたおかげです。勿論辛い状況にいたときは、「いつまでこんな状況が続くんだろう」と思ってましたが、辛い経験ほど多くの学びがあって、それがその先にある幸せにつながっています。
 
 
 
 
■ 暗い過去を笑い話に変える!
 
 
上司にこっぴどく叱られたから、上司より仕事のできる人間になろうと思いましたし、告白して振られたから、振ったことを後悔するくらい魅力的な人間になろうと思いました。よくよく考えてみると過去のつらい経験は、どれも自分を成長させる素晴らしい経験ばかりなのです。
 
 
嫌な経験は、自分が思い込んでいた妄想だったと気づいてから、生まれて初めて前向きに物事を考えることが出来るようになった気がします。というのも、そのほとんどが感謝すべき出来事だったからです。自分のためになるようなつらい経験ほど、実際は、喜びです。
 
 
「苦しくて大変だったけど、でもそのおかげでよくなった!」この事実に気づいたとき、真っ暗だった過去の記憶は、すべて明るい記憶に変わり、今では笑い話として人に話せるようになりました。そして、その当時抱えていた不安と恐怖はなくなりました。
 
 
 
 
■ すべて幸せにつながっている!
 
 
辛かった経験が人を成長させます。そこで成長できたから、それまで何も感じなかった、ごく当たり前のことに喜びや幸せを感じられるようになるんです。暗い過去に苦しめられていたことが、輝かしい過去に変われば自然と不安と恐怖もなくなります。
 
 
そして、過去に起こった出来事にすべて感謝できるようになれば、これから不安を感じたり、恐怖に怯えたりすることはほぼなくなります。後になって振り返れば悪いことなど、1つもないからです。どんな辛いことも幸せにつながっている。
 
 
これが本当の現実の世界で、不安と恐怖は自分が作り出した妄想だったんです。ですので、もし不安や恐怖に悩まされているのであれば、考えすぎるのをやめて、「過去に経験したことのおかげで今の自分がある」とつぶやいてみてください。