素直に過ちを認める勇気

素直に過ちを認める勇気と
潔く謝る勇気を持とう!
謝るべきときに謝らないと、
取り返しのつかないことになる!
 
 
 
『 素直に過ちを認める勇気 』
 
 
何でも謝って
すむことではないけれど
謝れない人間は最低だ
 
 
- 金八先生 -
 
 
 
失敗の原因を素直に認識し、
「これは非常にいい体験だった。
 尊い教訓になった」という
 ところまで心を開く人は、
 後日進歩し成長する人
 だと思います。
 
 
- 松下幸之助 -
 
 
 
自分の過ちを
認めることほど
難しいものはない。
 
事態を解決に導くには、
素直に自分の落ち度を
認めるのが何よりである。
 
 
- ディズレーリ -
 
 
 
けんかしても過去の失敗を
持ち出さないように
自分が失敗したら
 
素直にすぐに謝り
注意するときこそ
やさしく話しかけて
 
機嫌が悪いときこそ
相手の話をよく聞き
良いところをなるべく
見ようとする
 
誰でも間違いや欠点はある
少しでも認めることで
仲良くなれる
 
 
- 田口久人 -
 
 
 
もし自分が間違っていたと
素直に認める勇気があるなら、
災いを転じて福となす
ことができる。
 
過ちを認めれば、
周囲の者がこちらを
見直すだけでなく、
自分自身を
見直すようになるからだ。
 
 
- デールカーネギー -
 
 
 
全ての物を失っても耐えられる心。
 
また出直せばいいと思える強さ。
 
何事にも動じない自分。
 
そうした内面の
しなやかさをもつことが、
幸せな人生を歩む上での糧になる。
 
 
- 柳田邦男 -
 
 
 
さっさと謝れることは、
仕事の成功に不可欠な一つの
立派な能力です。
 
 
- マーフィ -
 
 
 
謝ることなしに、
人とのやりとりは
うまくやっていけない。
 
 
 
■ 素直に謝ることの大切さとは!?
 
 
人とうまくやっていくポイントは、話し上手、聞き上手であるといいます。たしかに話し上手で聞き上手なら、人とうまくやっていくことができるでしょう。
 
 
しかし、一番大切な基本的なことができていなければ、いくら話し上手で聞き上手でも、すべてが台無しになります。それは「ごめんなさい」と謝るということです。
 
 
ごめんなさいが言えないと、ささいなトラブルですぐこじれます。人間はそれぞれが違う種類の人ばかりですから、本当にささいなことでよく意見や考えがぶつかります。しかし、言い合うと、もつれが余計にもつれます。
 
 
 
 
■ 謙虚になって相手の意見をしっかり聞く
 
 
きちんと謝ることができないと、何も悪いことをしていないの、後々面倒だからとりあえず謝っておけと、謝らなくていい場面で謝ってしまうことになり、これがクレーマーやモンスターペアレントのような理不尽な謝罪や要求を求めてくる人たちへの呼び水となってしまいます。
 
 
最近「ありがとう」も「ごめんなさい」も言えない人が増えています。とくに「ごめんなさい」を言えない人が増えているので、サービス業を中心にお客さんとのトラブルが増えているのも頷けます。その原因は、人の話を聞けなくなっているからです。
 
 
しっかり相手の話を聞くために、自分が一歩引いて謙虚になることが大切です。人の話にきちんと耳を傾けるためには謙虚にならなければなりません。、相手の意見を聞き入れて、自分のミスで周囲の人に迷惑をかけてしまったら、素直に謝らなければ、人との関係はうまくやっていけません。
 
 
 
 
■ 縁を切るのは簡単だけど、二度と元には戻らない!
 
 
「この人とはもだめだな」という思いから、縁を切ってしまうことは簡単ですが、もう二度と元には戻りません。縁を切ってしまうのは簡単ですが、大切な友達を失ってしまうことになります。そうならないためにも、素直にごめんなさいを言える人になりましょう。
 
 
素直に謝ることが出来る人は、まず人から信頼されます。そして、人の怒りを買いにくいです。ですので、仮に大きな失敗をして、精神的に追い詰められてしまっても、必ず協力者が表れて元の状態になれます。ですので、謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけないと考えましょう。
 
 
 
 
■ 謝罪して怒られるケースとは?
 
 
自分では、きちんと謝っているつもりなのに、相手を怒らせてしまうことがあります。曖昧な態度(謝罪する気があるのか否か)で謝罪すると、相手の怒りを買いやすので、問題解決どころか、かえって火に油を注いでしまうことになります。
 
 
こうした場合は大抵謝罪される側が謝罪している側の謝罪の仕方に誠意が感じられないために起こります。一番良い謝罪の仕方は、とにかく素直に謝ることです。しかし、大抵の人がこれが出来ません。ほとんどの人が最初に言い訳から入ります。
 
 
これが謝罪される側の逆鱗に触れることとなり、余計相手を怒らせてしまいます。相手に誠意が伝わらなければ土下座しても許してもらえません。ですので謝り方というか謝る姿勢が非常に大切なんです。
 
 
 
 
■ 謝罪はスピードが命!
 
 
謝罪はスピードが命です。問題が起こってすぐに謝るのと2~3日経過してから謝るのとでは、当然後者は「誠意が足りない!」といって、怒鳴られることでしょう。そうならないためにも、問題が発覚したら出来るだけ早く謝罪しましょう。
 
 
謝罪するポイントについてですが、まず謝罪の言葉を相手に伝えながら頭を下げます。上司だけ、担当者だけではなく迷惑をかけた人すべてに謝りましょう。決していいわけせずに誠心誠意あやまれば、きっと相手も許してくれます。
 
 
 
 
■ 謝罪から信頼が生まれることも!
 
 
上で紹介させていただいたジョセフマーフィーの名言にあるとおり、きちんと謝ることができれば、謝った相手に対して『誠実な謝罪ができる人間』『信用に足る人間だ』ということをアピールすることができます。そして、謝罪をきっかけに相手との距離を縮められる絶好の機会になります。
 
 
付き合いが長くなればなるほど、きちんと謝ることが大切です。そうでなければ、良い人間関係を築くことは困難です。ですので、謝って得することはあっても、損することはほとんどありません。