【 瀬戸内寂聴の名言集 】
あなたは苦しんだ分だけ、
愛の深い人に育っている
（１）
あなたはたった一つの
尊い命をもって
この世に生まれた、
大切な存在です。
（２）
人とつきあうのに
秘訣があるとすれば、
それはまずこちらが
相手を好きになって
しまうことでは
ないでしょうか。
（３）
人に憎しみを
持たないようにすると、
必ず綺麗（きれい）に
なりますよ。
やさしい心と
奉仕の精神が
美しさと若さを保つ
何よりの
化粧品なのです。
（４）
あなたは
苦しんだ分だけ、
愛の深い人に
育っているのですよ。
（５）
一日に一回は鏡を
見る方がいいです。
できればにっこりと
笑ってみて下さい。
心にわだかまりがない時は、
表情がいきいきしている
はずですよ。
（６）
幸福になるためには、
人から愛されるのが、
一番の近道です。
（７）
健康の秘訣は、
言いたいことがあったら
口に出して言うことです。
そうすると
心のわだかまり
がなくなります。
（８）
お子さんに
「何のために生きるの？」
と聞かれたら
「誰かを幸せに
するために
生きるのよ」
と答えてあげて下さい。
（９）
人生とは、
出会いと縁と別れです。
出会ってから
別れるまでの間に、
嬉しいことや
悲しいことがあって、
それを無事に
越えていくことが
生きるということなんです。
（１０）
自分が幸運な時、
運が向いてる時は、
必ず悪口を言われる
（１１）
私は多く傷つき、
多く苦しんだ
人が好きです。
挫折感の深い人は、
その分、愛の深い
人になります
（１２）
人は、不幸のときは
一を十にも思い、
幸福のときは
当たり前のように
それに馴れて、
十を一のように
思います
（１３）
自分が孤独だと
感じたことのない人は、
人を愛せない
（１４）
病気は神さまの
与えてくださった
休暇だと思って、
ありがたく休養するのが
一番いい
（１５）
本当に苦しんでいる
子どもに、いろんな
理屈を言っても駄目。
まずは、子どもを
抱きしめてやることが
大切なんです
（１６）
いろんな経験を
してきたからこそ、
あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう
（１７）
みんなのために良かれと
思ってやっていることを、
冷たい目で
見る人たちがいます。
そういう人は、
“縁なき衆生（しゅじょう）”
と思って放っておきましょう。
あなたはあなたで
正しいことを、
自信を持ってすれば
いいのです
（１８）
とにかく
人のことが気になって
気になってしょうがない、
これが物事に
とらわれている心です。
そういう心を
無くさない限り、
心は安らかになりません
（１９）
自分の愛情を
どんどん相手に
プレゼントすれば、
増えたの減ったので
悩むことはありません。
（２０）
世の中は常に変化し、
人生には予期せぬ
ことが起こり、
そして、
人間は必ず死ぬ。
こう覚悟しておけば、
度胸が据わります。
大変な災害に遭おうと、
会社をリストラされようと、
「ああ、これこそ世の習い」
と感じることができれば、
慌てふためくことは
ありません
（２３）
自分の幸せよりも
他人の幸せを考えること。
そうすれば、
自分の幸せが
自然と達せられます。
自分の幸せだけを
考えたら、
人を傷つけざるを
得なくなります。
（２２）
与えられた限りある時間に、
思い残すことなく人を
たっぷり愛しておかなければ
としみじみ思います。
（２３）
どんなに好きでも
最後は別れるんです。
どちらかが先に死にます。
人に逢うということは
必ず別れるという
ことです。
別れるために逢うんです。
だから逢った人が
大切なのです。
（２４）
一日一日を大切に
過ごして下さい。
そして…
『今日はいい事がある。
いい事がやってくる』
『今日はやりたい事が
最後までできるんだ』
この事を思って
生活してみて下さい。
－ 瀬戸内寂聴さん －
■ 生き様がすごい！
今回は、私の大好きな瀬戸内寂聴さんの名言を集めてみました。どれも心に響く素晴しい言葉ばかりで、これらの言葉に過去どれだけ助けられてきたか数知れません。
大抵仕事で失敗したときなんですが…（笑）、読むたびに「自分はこれでいいんだ！」、「この失敗が先に必ず生きる」と自分自身に思い込ませることができました。
瀬戸内寂聴さんの生い立ちをWikipediaでもいいので、一度御覧いただけるとより言葉に深みが増すと思いますので、一度お時間のあるときに御覧いただけると嬉しいです。
■ ９０歳を過ぎて、ほぼ３年間寝たきり状態を経験！
瀬戸内寂聴さんは、１９２２年（大正１１年）５月１５日生まれなので、今年で９７歳になります。８０歳代までは、とても元気だったのですが、２０１０年に脊椎を圧迫骨折し、その同じ年に胆のうがんが見つかり、摘出手術を受けました。
９０歳目前の高齢者の方が、こうした手術を受けるのは体力的に非常に厳しいのですが、なんとか乗り切り、手術も無事成功します。しかし、それ以後３年ほど寝たきり状態だったたのですが、その間も執筆活動を続けていました。
９１歳のときに高齢の寂聴さんの体を気遣うスタッフの方から、自分の好きな仕事だけに専念してほしいと懇願され、それからは自分の好きな仕事だけをするようになったのですが、今でもテレビを中心に人生相談の依頼が凄まじく、まだまだ隠居は当分先のようですね。
■ 毎朝良い言葉をつぶやく！
瀬戸内寂聴さんは、仏門の世界に入る前に小説家としても成功されていて、これまでにかなりの作品を世に送り出しています。個人的には源氏物語関連の作品が好きです。ちなみに今回の名言で、一番大好きなのは以下のとおりです。
一日一日を大切に過ごして下さい。そして『今日はいい事がある。いい事がやってくる』『今日はやりたい事が 最後までできるんだ』この事を思って生活してみて下さい。
朝起きたら必ず思うようにしています。最初はやっているふりだけでいいと思います。習慣化すると自然で言葉が出てきますので、明日を迎えるのが楽しみになりますよ。