桑田真澄のブログより(2009年)

日本中、何百というチームを見てきたけど、
子供達を怒鳴り散らしている指導者ばかり。
怒鳴らないと理解してもらえないほど、
私には指導力がないんですと、
周りに言っているようなもんだよね。
そんなことも、わからないのかね?
恥ずかしいというか、
あまりにもひどすぎるよね。
そりゃぁ、叱らなければいけない時もあるよ。
でも、試合中、練習中、
最初から最後まで、怒鳴ることないよね。
その情熱は、素晴らしいと思うんだけど、
方向が間違っているよね。
それだけ情熱があるのなら、
もっと勉強して知識を身につけるべきだよね
もっと怖いのが、知識はあるけど、
その知識を間違って使っている指導者だよね
どちらのタイプの指導者にも、
他人の大切な子供を預かるんだから、
最低限の知識を身につけ、
知識があるのであれば、
正しい方向に使ってほしいよね。
このことを、声を大にして、お願いしたいし、
そろそろ「気が付いて」ほしいね。
(中略)
自分に甘くそして、優しく、
子供達に厳しい指導者は要らないですよ。
たばこを吸いながら、
ミーティングをするのは止めて下さいよ。
練習中に、煙草すら我慢できない弱い人に、
何が指導できるんですか?
昼食に、ビールなど、アルコールを飲んで
練習するのはよくないですよ。
夜まで、アルコールを我慢できない
自分に甘い人が、子供たちに
何を指導するんですか?
不思議ですよね?
子供達を指導する前に、
誰かに指導してもらってください。
【桑田真澄のブログ(2009)より引用・抜粋】