【 心が折れそうな時の、正しい休み方 】
挑戦を続けていると、ふと
「もう無理かもしれない」
そんな気持ちになる瞬間があります。
結果が出ない。
頑張っているのに報われない。
やることばかり増えて、心も体も重くなる。
このとき僕たちは、
「踏ん張るべきか」「休むべきか」で迷います。
そしてよくある誤解が、
休む=逃げ だと思ってしまうことです。
本当に大事なのは、挑戦をやめないための
「正しい休み方」を知っているかどうかです。
◆ 戦国武将も「休むこと」を戦略にしていた
戦国時代の合戦は、
いつも刀を振るっていたわけではありません。
実は「戦っていない時間」のほうが長かったと言われています。
兵を動かすには、食料、装備、体力、士気、季節、天候。
条件が整わなければ、名将ほど無理をせず出陣を見送りました。
雨の中での強行軍を避ける。
冬は野戦を控え、城や陣地を整える。
それは「逃げ」ではなく、
次に戦える状態を守るための休み でした。
現代の僕たちも同じで、「動き続けること」より
「戦える状態を保つこと」 が、長い目で見れば重要です。
◆ 「全部やめる休み方」が一番危ない
心が折れそうなとき、いちばん危ないのは
「もう全部やめてしまおう」という極端な選択です。
仕事を辞める、人間関係を一気に切る、
挑戦を丸ごとゼロに戻したくなることもあります。
本当に環境を変えるべきタイミングもありますが、
多くの場合は「疲れ」と「不安」と「焦り」が混ざって、
視野が狭くなっているだけ、ということも少なくありません。
そこで大切になるのが、
未来に戻る前提で休むこと です。
◆ 未来につながる「正しい休み方」
心が折れそうな時の休み方として、
意識しておきたいポイントは三つあります。
一つ目は、
どこから離れるかを決めること。
全部ではなく「今はここだけ距離を置く」と範囲を限定します。
例:
・今週は新しい挑戦を増やさず、既存の仕事だけに集中する
・夜◯時以降は、仕事やSNSから完全に離れる
二つ目は、
回復する行動を明確にすること。
・しっかり眠る
・軽く体を動かす
・信頼できる人に今の気持ちを話してみる
・不安やモヤモヤを書き出して、頭の外に出す
小さな行動ですが、心の回復には大きな意味があります。
三つ目は、
どこに戻るかを決めてから休むこと。
「しばらく休みます」だけだと、戻るタイミングを失いがちです。
・一週間ペースを落として、翌週からこのタスクだけ再開する
・今月は減速して、来月からここにギアを入れる
戻り先を決めてから休むことで、
休みは「終わり」ではなく
次への助走期間 に変わります。
◆ 休むことは弱さではなく、「続けるための技術」
僕自身、以前は「休むこと」に罪悪感がありました。
頼まれたことをすべて引き受け、
「今は踏ん張りどきだ」と自分に言い聞かせて動き続けた結果、
何をしていても心が重い時期を経験しました。
そこから学んだのは、
完全に折れてから休むのでは遅い ということです。
戦国武将が、
「あえて戦わない時間」を戦略として選んだように、
現代の僕たちも「休む」という一手を、
自分の挑戦の設計に組み込んでおく必要があります。
