人間にとって大切なことは「位置」ではなく、「向き」なのです。
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経験を積み、成長すれば、
つらいことや悲しいことがなくなるわけではありません。
どんなに心の豊かな人でも、悲しい目にあうことはあるし、
世の中の理不尽に憤慨することもあるし、
他人から裏切られることもあります。
予期せぬ不運に見舞われ、
どん底に突き落とされることもあるでしょう。
しかし、現在の自分の位置がどこであろうとも、
自分が望む自分の姿を心に描くことができていれば、
迷ったり悩んだりすることはありません。
「どれだけ高く上がったか」ではなく、
「どちらの方向を向いているか」ということに意味があります。
たとえどん底の状態にあっても、
自分のあるべき姿が判っている人は、幸せです。
人間にとって大切なことは「位置」ではなく
「向き」なのです。
☆出典「こころのおそうじ」たかた まさひろ著
大和書房より
