リーダーは、希望の種

二流のリーダーは、いつも偉そう。
一流のリーダーは、いつも謙虚!
リーダーの一番の仕事は
希望を与えること!
 
 
 
『 リーダーは、希望の種 』
 
 
二流のリーダーは
いつも偉そう
 
一流のリーダーは
いつも謙虚
 
 
- 作者不詳 -
 
 
 
リーダーとは「希望を配る人」
のことだ。
 
 
- ナポレオン -
 
 
 
最後まで…
希望をすてちゃいかん。
 
あきらめたら、
そこで試合終了ですよ
 
 
- 安西先生 -
 
 
 
自分には、
自分に与えられた道がある。
 
広い時もある。
せまい時もある。
 
のぼりもあれば、
くだりもある。
 
思案にあまる
時もあろう。
 
しかし、心を定め、
希望を持って歩むならば、
必ず道は開けてくる。
 
深い喜びも、
そこから生まれてくる
 
 
- 松下幸之助 -
 
 
 
本当のリーダーとは
人の上に立つ勝者ではなく
 
人の役に立つ勇者である!
 
 
- 作者不詳 -
 
 
 
君の決心が
本当に固いものなら、
もうすでに希望の半分は
実現している。
 
夢を実現させるのだという
強い決意こそが、
 
何にもまして
重要であることを
決して忘れてはならない
 
 
- リンカーン -
 
 
 
もし、あなたがいま、
心ならずも苦難に
直面しているとしたら、
 
その苦難を乗り越えたとき、
自分の魅力は一段と
増しているのだと
 
大いに希望をもってほしい
 
 
- 斎藤茂太 -
 
 
 
 
二流のリーダーは、いつも偉そう
一流のリーダーは、いつも謙虚
 
 
 
■ 勉強不足なリーダーは常に偉そうに振舞う!
 
 
二流のリーダーは、常にトラブルに見舞われます。なぜなら勉強不足でありながら自分の考えが絶対に正しいと思い込んでいるため、自分の考えとは異なる意見を受け入れようとはしません。このため間違った判断をしたときに間違いを認めることができません。
 
 
このため大きな痛手をこうむることになるわけですが、プライドだけは人一倍高いため、周囲の人たちに謝ろうともしません。それどころか部下に責任転嫁するケースも少なくありません。こういうリーダーの下で働く人たちは、尻ぬぐいをさせられるので本当に大変です。
 
 
周囲の人たちから見れば勉強不足は明らかなんですが、自分でそのことに気がついていません。いや、もしかすると気がついているのかもしれませんが、それを周囲の人たちに見透かされないようにするために、いつも偉そうに振舞っているのかもしれません。
 
 
 
 
■ 学ぶ人たちは常に謙虚!
 
 
一方、一流のリーダーは常に謙虚です。「自分は間違っている」という認識を持って仕事に取り組んでいるため、つねに色々なことから学ぼうとしています。このため誰の話でも素直に耳を傾けることができます。常に謙虚でなければ人の意見に耳を傾けることは出来ません。

常に学ぼうとしている人は常に謙虚です。謙虚になると人は、腰を低くして、相手をしっかり尊重します。一流のリーダーはリーダーでありながら、偉そうな態度を取りません。常に謙虚な姿勢でことにあたるため、誰からも信頼されます。
 
 
このため仮にトラブルが生じても被害を最小気に抑えることができます。なぜなら人の話をきちんと聞くことができるので、いろいろな意見を聞いて、きちんとまとめた上で適切な対応を取ろうとするためです。しかし、リーダーだって人間です。間違えることもあります。
 
 
ミスをしたときに、自ら自分の落ち度を認め、きちんと謝罪出来る人が一流のリーダーです。意外にも謝罪=悪と考えている人が少なくありません。このように考える人にかぎて、人に謝ることができません。きちんと謝罪できることは、立派な能力です。
 
 
 
 
■ なぜ一流のリーダーは腰が低いのか!?
 
 
優れたリーダーは、知らないことを教えてもらおうという謙虚な姿勢で取り組んでいます。謙虚な姿勢でなければ学ぶことは出来ません。まず周囲の人たちから信頼されていないため、肝心なことをしっかり教えてもらえません。
 
 
しかし、一流のリーダーは謙虚になってどんどん吸収しているため、昔の考えにとらわれず、視野を広げて、新しい時代の流れもどんどん読み取っていきます。部下や本、テレビからもたくさん情報を謙虚に学ぶことで、リーダーは本当の意味で勉強しています。
 
 
これが本当の一流のリーダーなのです。一流のリーダーは、必ず腰が低いです。テレビに出ている社長さんも、意外に人がよく、腰が低いことに気づくはずです。偉そうにしている社長というのは、実際に漫画の中だけでしか見られません。
 
 
 
 
■ 一流のリーダーは志がある!
 
 
自分が所属している組織や会社の利益だけを考えるだけでは優れたリーダーには到底なれません。やはり優れたリーダーは、志が高いです。社会全体を良くしたい、少しでも良い影響を与えたいという思いが人や物を動かす大きな力となります。
 
 
志が高くなければ人に希望を与えるような良いビジョンを描くことはできません。また、仮に良いビジョンを描けたとしても、志が低いと相手に見透かされてしまうので、同調させることができないことから、ビジョンを実現することができません。
 
 
常に学び続けている人は、仮にトラブルに遭遇しても、これまでの経験から適切な対応をとることが出来ます。トラブルさえも自分を成長させるために必要な生きた教材と考えています。トラブルが起きても「これは自分を最長させるためのチャンス」と考えることができれば、感情に振り回されることもありません。
 
 
 
 
■ 信頼とチームワークが最強の武器に!?
 
 
優れたリーダーは、職場の人たちが働きやすい(行動しやすい)環境をつくるのが上手です。そのために必要なのがメンバー同士の信頼とチームワークです。もし各メンバーがそれぞれ自分勝手に動いてしまうと、目標を達成することができません。
 
 
また、メンバー同士のコミュニケーションが不足するので当然トラブルが多発します。ですので、信頼とチームワークがなにより大切なんです。そのための環境をリーダーがしっかり整えることができれば、メンバーから忠誠心や成果を引き出すことができます。
 
 
良い人間関係がチームワークの質を高めてくれます。その結果として業績もアップし、トラブルも激減することになるので、より働きやすい環境になるといった具合に好循環が生まれます。