【仁義】斎藤一人

【仁義】

たった一度の人生を

世間の顔色うかがって

やりたいこと やらないで

死んでいく身の 口惜しさ

どうせもらった命なら

ひと花咲かせて散っていく

桜の花のいさぎよさ

一度散っても翌年に

みごとに咲いて満開の

花の命の素晴らしさ

ひと花どころか百花も

咲いて咲いて咲きまくる

上で見ている神様よ

私のみごとな生きざまを

すみからすみまでご覧あれ

斎藤一人