『道をひらく』 松下幸之助

他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道は開けない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びもみえてくる。

            松下幸之助
           『道をひらく』より。