『心の支え』

どんな時でも、何があっても
「心の支え」となってくれる人たちへの
感謝の思いが生きる力となる!
 
 
 
『心の支え』
 
 
良い時も、悪い時も
 
同じ態度で
接してくれた人だけ
信じられるんだ
 
そういう人と
一生付き合って
行きたい。
 
 
- 落合博満 -
 
 
 
うまくいっているときは、
周りに人がたくさん集まる。
 
だが、一番大切なのは、
どん底のとき、誰がそばに
いてくれたかや
 
 
- 野村克也 -
 
 
 
自分が支えていると
思っているものに
所詮は支えられている
 
 
- 恩田陸 -
 
 
 
人は目に見えないものに
心の支えを見つけた時、
 
たった一人でも
立っていられる
 
 
- 河瀬直美 -
 
 
 
人の弱さが
人を優しくさせ、
愛を生む。
 
苦しみの中で出す答えは、
生きて行く上で
大きな支えになる
 
 
- 堂本剛 -
 
 
 
「強さ」とは、
自分ひとりだけで強くあれ、
という事は意味しない。
 
他の人々と共にあり、
その支えによって
自分が強くなる
 
そういう強さもある
 
 
- エド・フォサム -
 
 
 
僕がみんなを支えるなんて
間違った考えでした。
 
僕の方がみんなに
支えられていたんだな
 
 
- 羽生結弦 -
 
 
 
特別な才能を持って
成功した人よりも、
 
努力と継続力と誠意や感謝、
恩返しをした人の方が
多く成功している
 
 
- ゲッターズ飯田 -
 
 
 
 
支えてくれている
人たちに感謝すると、
もっと支える力が強くなる。
 
 
 
■ 支えてくれる人のありがたさに気づけない理由
 
 
私たちは沢山の人や物に支えられて生きています。こうした支えなしに生きることはできないので、この世のすべてが生かされている存在です。しかし、こうした支えてくれる存在はというのは、特に大きく変化することがないため、中々感謝に気づけません。
 
 
こうした支えてくれる存在というのは常に安定(安定していなければ支えられません)しています。多少なりとも変化があれば感謝もしやすいのですが、例えば空気のように変化が感じにくいので、その存在のありがたさに気づきにくいため、どうしても感謝を忘れがちになってしまいます。
 
 
感謝を忘れがちのままの状態を放置してしまうと幸せに気づくことができません。それどころか、自分に不足している面ばかりに目がついてしまうので、不満だけが大きくなってしまいます。これでは幸せが遠のくばかりです。
 
 
 
 
■ まず身の回りの人たちに感謝する
 
 
しかし、今私たちがこうして生きていられるのは、支えてくれる存在あるからです。自然界だけみても水や空気など生きていくうえで欠かすことができない感謝すべき存在は無限にあります。一生かかかっても感謝しきれません。
 
 
ですので、せめて自分を支えてくれている、身の回りの人たちに感謝しなければなりません。例えば家族、恋人、友達、知人、上司、恩師、同僚、取引先などです。感謝することを忘れないためにも常に「感謝が足りていない」と考えることが大切です。
 
 
身の回りの人たちに素直に感謝できるようになると、これまで「自分が支えてあげていた」という思いが間違っていたと気づかされます。そして、いかに自分は恵まれていたか思い知らされます。こうなると小さな幸せを沢山気づけるようになります。
 
 
 
 
■ 「ありがとう」は、感謝を伝える最高の言葉!
 
 
感謝の思いを伝える最高の言葉に「ありがとう(ありがとうございます)」があります。ありがとうは、たった5文字ですが、声に出して伝えることが出来ない人も多いのではないでしょうか。相手の好意に感謝しているにもかかわらず、「恥ずかしい」という思いが邪魔をします。
 
 
ありがとうは、感謝の思いを伝えるのと同時に相手にパワーを与える言葉でもあります。「ありがとう」と口に出して伝えることができるようになると、人との関係に関する悩みもどんどん小さくなって、いざこざも大幅に減ります。人間関係の悩みから解放されると、人生がもっと楽しくなります。
 
 
「ありがとう」と言われて嫌な顔をする人はいません。「ありがとう」ほど喜ばれる言葉はないのではないでしょうか。「ありがとう」はどんなに沢山いっても、言い過ぎになることはありません。自分のためにも相手のためにも「ありがとう」を沢山いいましょう。
 
 
 
 
■ 「ありがとう」を習慣にする!
 
 
「ありがとう」と感謝の思いを伝えられる人は、裏を返せば「ありがたい」と思えることを探す能力が優れているので、傍からみて大変過酷な状況に身を置いていたとしても、その中から「良い部分」や「明るい側面」に目を向けることが出来ます。まさに「住めば都」状態です。
 
 
くりかえしになりますが、「ありがとう」を言うことによって感謝アンテナが大きく伸びるので、まるで幸せがまた別の幸せを引き連れて来るかのように「ありがとう(ありがとうございます)」と言いたくなる嬉しいことが沢山引き寄せられてきます。
 
 
「ありがとう」を意識して沢山言えるようになると、自然と今ある幸せに気づくことができるので、より幸せになれます。ですので、「ありがとう」をきちんと言えないのは、本当に大きな損失ですから、ぜひ今日から「ありがとう」と伝えるのを習慣にしてみてください。