「小欲知足」「足るを知る」

多くの好意を寄せられる人は多くの嫉妬も受け、
美しく生まれた人には
それがハンデとなる場合があります。
これは欲があるからです。
釈尊は欲望の魔性に気づき、
「少欲知足」を生きる出発点として説いています。
私たちは物や知識や名誉・地位や、
すでに得ているものに対して満足せずに
もっと良いもの、
もっと多くのものを欲しがり、
まだ得ていないものに対しては、
それを得ようと欲します。
得れない時は妬み嫉みになります。
欲がある限り完璧な満足はありえず
嫉妬も無くなりません。
足を知ることで欲望や嫉妬が減少します。
これが「少欲知足」です。
「少欲知足」は、ストイックな生き方を示す語として
かつては敬遠される傾向でしたが
現代社会においてはエコロジーの観点からも
個人や社会が真剣に受け止めるべきことです