「いいこと」がいっぱい起こる!

「あの人は、私をののしった、傷つけた、私を負かした」
と言う人は、

 永遠にうらみの感情から解放されません。

 人から悪口を言われても、意地悪されても、
うらみを抱かないことです。

 「気にしない」をモットーとすることです。

 人の悩みの大半は、「人間関係」にまつわるものです。

 友人との間に誤解が生じた。職場の上司と意見が食い違ってギクシャクした。同僚たちと気が合わない。恋人とすれ違ってばかり。親が、子が、姑が、ご近所さんが・・・。

 人間関係の悩みがこじれると、人生を左右しかねません。

 サラリーマンが会社を辞める理由の大半は、職場の人間関係が原因だといわれ、心の病気になる人も少なくありません。

 そんなふうに、人間関係の問題を深刻化させないコツは、「OOされた」という被害意識を、手放すことです。

 イヤなことはすべて、水に流すのです。

 人と交流するかぎり、摩擦が生じるのはさけられません。

 「交流」とは、「交わって流す」と書くように、どんどん交わり、どんどん流していくことなのです。交わるたびに、いちいちぶつかっていたら、流れを押しとどめてしまい、「交流」になりません。

 悪口を言われても、聞き流すことです。相手にする必要はありません。

 図太くおおらかに、相手はまだ人間ができていないのだと、笑い飛ばしてしまいましょう。思いを「流す」ことは、あなたの心に余計なストレスをためないための、一番効果的な方法です。

 出典:「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉