「ありがとう」のゲーム!

【「ありがとう」のゲーム】

パム・グラウト氏の心に響く言葉より…

《「ありがとう」のゲーム》

人生で起こるすべてのことに「ありがとう」と言う。

とにかく「すべて」にだ。

例外はなし。

言い訳もなしだ。

例をあげよう。

■朝、目覚まし時計が鳴ったら…

「今日もこうやって地球上に存在できることに感謝します」(今日を生きたくても生きられなかった人がいる)

■朝起きてトイレにいくときは…

「A地点からB地点に移動できることに感謝します」(タクシーがつかまらなくてイライラの絶頂になることもある)

■朝食のシリアルをかき混ぜているときは…

「十分な栄養が摂(と)れることに感謝します」(あなたがシリアルを食べ終わるまでの時間で、全世界で75人が栄養失調のために命を落としている)

この本のアメリカでの出版社であるヘイ・ハウスの創設者、ルイーズ・ヘイは、常軌を逸した感謝の実践者だ。

朝目を覚ますと、まずシーツと枕に感謝する。

そして太陽の光に感謝する。

ランチのときは、お皿の上にあるアスパラガスとサツマイモに感謝する。

『「感謝」で思考は現実になる』サンマーク出版

「世界がもし100人の村だったら」という本がある。

その中で書かれていることは…

「75人は食べ物の蓄えがあり雨露をしのぐところがあります。でも、あとの25人はそうではありません。

17人は、きれいで安全な水を飲めません。

自分の車をもっている人は豊かな7人のうちの1人です。

村人のうち1人が大学の教育を受け2人がコンピューターをもっています。けれど、14人は文字が読めません。

もしあなたがいやがらせや逮捕や拷問や死を恐れずに信仰や信条、良心に従ってなにかをし、ものが言えるなら、そうではない48人より恵まれています。

もしもあなたが空爆や襲撃や地雷による殺戮や武装集団のレイプや拉致におびえていなければ、そうではない20人より恵まれています」

我々はあらゆることにおいて恵まれている。

この時代に生まれたこと。

この日本に生れたこと。

それだけで、この100人の村の中では最高に幸せな部類に入っている。

こんなに恵まれているのに…

文句や愚痴や、泣き言を言ったら恥ずかしい。

『 「ありがとう」のゲーム』 をしよう。

すべてのことに感謝するゲームを始めたい。