《心臓と呼吸》

《心臓と呼吸》

「生」の刻々の瞬間から「死」の一瞬にいたるまで、われらの心臓と呼吸は瞬時といえども留まらない。
これは「ありがたい」という程度のコトバで尽せることではない。
「もったいない」と言っても「忝(かたじけな)い」といってもまだ足りない。
(森信三)