■あなたが夢を持ち、それに向かっていきいきとがんばっている姿が、
あなたの周りにいる人たちをとても幸福な気持ちにしている。
あなたは気づいてはいないだろうが…
自分にわくわくしている人は、
その人を見ている人たちをもわくわくさせる。
反対に、自分にがっかりしている人は、
ほかの人もがっかりさせてしまうだろう。
大いに夢を語るがよい。
それは生きていく原動力だ。
あなたの語る夢が、あなたの周りにいる人たちを幸福にする。
人の語る夢にケチをつけることなかれ。
「夢を語ってくれて、ありがとう」と感謝すること。
その人のおかげで、あなたは元気でいられるのである。
■あなたは最近、「ありがとう」をいっているだろうか。
そういえば、ここのところ、ごぶさた……という人は、
知らず知らずのうちに、
心のゆとりがなくなっているのではないか。
いくらがんばっても、何か空回りしているときがある。
必死でやっているつもりのときには、
そのぶん、人に対して鈍感になっているのかもしれない。
そんなときには、周りの人の心づかいにも気がつかず、
また、なかなか「ありがとう」のひとことがいえないものだ。
それだけ、心の中は「あせっている」ということだ。
「ありがとう」は、心のゆとりのバロメーターだ。
心にゆとりがあり、周りの人の「ありがたいこと」を感知できれば、
「ありがとう」が口から出てくるだろう。
心にゆとりがない人は、「ありがとう」をいえないものだ。
■人の出会い、つながりは、ふしぎなものだ。
人の関係が下手と思い込んでいる人も、
文通やメール交換ならうまくいくのではないだろうか。
また「会えない時間」も大切だ。
頻繁に会うのではなく、会えないときでも、
その人のことを思うと背筋が伸びる、心が温かくなる。
そういう関係もいいものだ。
あなたは、今まで出会った人に、
「お目にかかれて本当にうれしいんです」
と伝えたいという気持ちになったことがあるだろうか。
そういう人には、明日も素敵な出会いが待っている。
その人は、あなたにも
「出会えてよかった」といってくれる人である。
※出典[心から「ありがとう」といえるだけで元気が出る]斎藤 茂太 著 新講社より
