【自分はダメなんだと思ったら】
ときどき、胸の中にもうひとりの自分がいて、
ややこしいことを言ってくることがあります。
「お前には能力がないよ」とか、
「ラッキーでここまで来ただけだろう」とか、
思わずため息が出るような言葉たち。
たぶんその声は、どこか昔の記憶の名残なんでしょう。
子どもの頃に親や先生から言われたひと言なのかもしれないし、
社会に出てから受けた評価や、失敗した日の痛みが、
まだ心にしまい込まれたまま残っているのかもしれません。
そのもうひとりの自分が、
「どうせやってもムダだよ」と
ちいさな声でつぶやくたびに、
ぼくたちは行動する前からあきらめてしまう。
でもね。
その声がどこから来ているのか、
ちゃんと“気づく”ことができれば、
状況はちょっとだけ変わります。
「ああ、また例のやつが出てきたな」と、
ひと呼吸おいて眺めてみる。
すると不思議なことに、その声は少し弱くなる。
過去は、もう過ぎてしまった景色です。
そこに何度も戻っても、
天気は変えられないし、風向きも変わらない。
でも、“いま”と“これから”は違う。
ここには、まだ書かれていないページが残っている。
だから、こんなふうに言い返してみるといい。
「過去はどうあれ、今の自分はけっこう悪くないぞ」と。
自信が持てない日だって、前に向かって歩いていい。
未来は、今日のあなたをちゃんと迎えに来てくれる。
だいじょうぶ。
今日も、笑顔を忘れないでね!
