道徳「好かれるには」
青年「先生、人に好かれる為には何を心掛ければ良いですか。」
心斎「人に好かれたという気持ちは誰もが持つね。」
青年「はい、多くの人に好かれたいと思います。」
心斎「それなら好かれるより嫌われないことを実践することだよ。」
青年「嫌われないことですか。」
心斎「そうだよ、無理して好かれるより人に嫌われないことが大事」
青年「嫌われないようにする、あまり考えていません。」
心斎「多くの人は好かれたいと思う気持ちが先になる。」
青年「はい、人の為に役立とうと心掛けています。」
心斎「それも大事だが、まず嫌われない心を持つことだよ。」
青年「では、どうすれば良いのですか。」
心斎「まず、人の悪口を言わない。人を誹謗中傷しない、嘘をつかない。」
青年「はい。」
心斎「余計な言動を慎む、人を妬まない、人を僻まない、人を蔑ろにしない。」
青年「たまにあります。」
心斎「威張らない、足を引っ張らない、自慢し過ぎない。」
青年「わぁ、普段の私みたいです・・・・・反省します」
心斎「これを謙虚に実践すれば嫌われることはない。」
青年「はい。」
心斎「嫌われないことは心の修養だよ。」