『いくつになっても学ぼうとする心と
情熱を持ち続けることが大事』
〜落語家 桂歌丸さんが残された言葉〜
正真正銘の”職人”といえるおひとりだったと思います。
とても温かみのあるお方でしたね😊✨
円楽さんとの”愛あるけなし合い”もたくさん笑わせてもらいました。
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(1)
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どうしたら話がうまくなるのか。
逆説的ですが、
人の話を聞くことです。
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(2)
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聞き上手が
話し上手になるんです。
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(3)
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修業は一生涯に及びます。
ですから、
辛抱もまた
一生涯ということです。
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(4)
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その道が広くなるか狭くなるか。
平らな道かデコボコ道か。
それは自分の歩き方次第だと思います。
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(5)
褒めるだけの人間は敵と思え。
教えてくれる人や注意してくれる人は
味方と思え。
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(6)
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ニ十歳を過ぎた人間に
モノを教えることは何もない。
ニ十歳を過ぎた人間は大人だ。
ニ十歳を過ぎたら自分で気づくよりほかない。
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(7)
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ある種、
いい加減にやることは必要。
いい加減は「良い加減」ですからね。
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(8)
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どうして苦労して新しい噺(はなし)を
覚えるのかって?
そりゃあ覚えも悪くなっていくし、
挑戦し続けるのはしんどいですよ。
でも、
最期に目をつむった時に
楽な気持ちでありたいんです。
「ああ、あの噺もできたのに…」
な〜んて後悔しても遅いでしょ?
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(9)
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苦労を
笑い話にできるまで努力する。
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(10)
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背負った苦労を、
一度フィルターにかけて、
陽気な笑い話に変える。
これが噺家の仕事です。
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幾つになっても
若手に学ぼうとする心意気と
情熱を持ち続けることが大事です。
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(12)
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楽になるのは目をつぶる時でいい。
苦労するから最期は楽に目をつぶれる。
楽だけしたって
いいことなんてありませんから。
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(13)
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苦しい思いをした分だけ
財産は増えていくと思います。
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私が古典が大事だと思うのはね、
その噺のなかに、
今も通じる義理人情の道理ってのが
必ず込められているからなんです。
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一度でいいから見てみたい、
女房がへそくり隠すとこ。(笑い)