心学『洗う』

心学「洗う」

日々、顔を洗う、歯を磨く、手を洗う、体を洗う、髪を洗う。

それらを洗う、磨くは当たり前のこと。

しかし、日々「心を洗う」ことをしない人が多い。

「心を洗う」、具体的に仕方が分からないと云う。

心を洗うことは「自分を省みて、反省すべき点、

改善すべき点、次の掲げる目標」などを思い、

具体的に自分の言葉で書くことである。

顔を洗う、手を洗う、思いがあっても水が必要。

水は身体を綺麗にする。

水があってこそ洗える、「水は先」で洗になる。

心、まずは自分自身を省みる。

心に汚れがあれば「心を洗う」、

いつまでも水は不要、拭き取り、後は乾燥させる。

心の汚れを拭き取り、心を乾燥させ、過去を残さない。

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 心学者 円 純庵 著「天命」