心学「洗う」
日々、顔を洗う、歯を磨く、手を洗う、体を洗う、髪を洗う。
それらを洗う、磨くは当たり前のこと。
しかし、日々「心を洗う」ことをしない人が多い。
「心を洗う」、具体的に仕方が分からないと云う。
心を洗うことは「自分を省みて、反省すべき点、
改善すべき点、次の掲げる目標」などを思い、
具体的に自分の言葉で書くことである。
顔を洗う、手を洗う、思いがあっても水が必要。
水は身体を綺麗にする。
水があってこそ洗える、「水は先」で洗になる。
心、まずは自分自身を省みる。
心に汚れがあれば「心を洗う」、
いつまでも水は不要、拭き取り、後は乾燥させる。
心の汚れを拭き取り、心を乾燥させ、過去を残さない。
***************************
心学者 円 純庵 著「天命」