人間の生きる姿勢…(佐藤一斎)

人間の生きる姿勢として、
心の勢いは鋭くありたいし、
行動はきちんと整っていたい。
品位や人望は高くありたいし、
見識、度量は広いほうが望ましい。
学問、技芸は深くありたいし、
物事に対する見方や解釈は真実でありたいものだ。

出典元、(川崎剛史氏のFBより)

あるべき姿/佐藤一斎一日一言

志気は鋭(するど)からんことを欲し、操履(そうり)は端(ただ)しからんことを欲し、品望(ひんぼう)は高からんことを欲し、識量(しきりょう)は豁(ひろ)からんことを欲し、造詣(ぞうけい)は深からんことを欲し、見解は実(じつ)ならんことを欲す。
(後55)

【訳】
気概は鋭くありたい、品行は正しくありたい、品位や人望は高くありたい、見識や度量は広くありたい、学識は深くありたい、物の見方や解釈は腰の据わった本物を見極めるものでありたい。