二宮尊徳の言葉

二宮尊徳翁は

人間には

人心と道心

の2つがあると言いました。

人心とは

人を傷つけたり

我欲にとらわれた心であり

欲するばかりで作ることがない

自らも粗末にする愚かな心です。

人心は誰もがもっているそうです。

また、どんなに人心が強い人でも

同時に「道心」も持っていると

二宮尊徳翁は言いました。

道心とは

「道を求める心

道を修めようとする心

道心を究めた人を

インドでは菩薩と呼び

中国では君子とよぶ」

大切なのは道心で

道心を育て、道心を強化することで

人心を抑制できると

尊徳翁は言います。

そして道心を育てるには

実践が大切だと…。

いくら本を読んでも

実践がなく

「たんなる本読み」

となってはいけないと語ってます。

「見えぬ経をよむ」

という言葉で示しているのは

まさにこのことをさしていると思います。

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道徳なき経済は犯罪であり

経済なき道徳は寝言である

by二宮尊徳

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今日の1歩
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悪人の中にも善人がいて

善人の中にも悪人がいる

ただ、善を求めようとする

心と実践する努力が

大切なんですね☆

※100人の一歩より