上岡龍太郎氏が残した言葉

『悪い事をした連中を責めるのは、バカでも出来る』上岡龍太郎が残した言葉


(1)

芸は一流、人気は二流、ギャラは三流。

恵まれない天才、上岡龍太郎です。
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(2)

金がいるのは、

子育てと見栄のため。

それ以外に金はいらない。
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(3)

生きることは、

どこかで世の中に貢献することです。

お笑い芸人にでも、

人々に、ものの見方を変え、

価値観を点灯させてみせると、

世の中が違って見えることを示唆する、

極めて形而上学な役割があります。
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(4)

お金がいるから

働くというけれど、逆だ。

働くからお金がいるのであって、

働かなかったらお金はいらない。

見事にいらない。
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(5)

普通の人のレベルの低下の原因の一つは、

「内と外」の区分けがなくなったことにある。

とりわけ「外」の意識が若い層にない。

みんな、

どこでも家の中のように振る舞っている。

それが美しくない。
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(6)

人間は死ぬ。

必ず死ぬのだけれども、

今すぐに死ぬわけではないということだ。

死ぬには、間がある。

この間があるということを、

決しておろそかにしてはいけない。
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(7)

涙を

人前で流すということは

恥ずかしいこと。
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(8)

悪い事をした連中を

責めるのは、バカでも出来る。

しかし、

悪い事を仕出かす仕組みを

解析するのは、バカではまず出来ない。
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(9)

スポーツっていうのはね、

上手い人ほど楽しいんです。



(10)

テレビで何が面白いか言うたら、

素人が芸をするか、玄人が私生活を見せる、

この、二つに一つ。
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(11)

結婚して10年経って

結婚前より妻が不細工になったとしたら、

その8割は男の責任である。
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(12)

若い時の苦労は

買ってでもしろと言いますが、

それは違います。

苦労なんか買わんでも

どんどん向こうからやってきます。
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(13)

苦しい時は登っている時。

自分が凄いと慢心した時は、

下っている時だから気を付けろ。
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(14)

夏の暑い日は道の真ん中を歩け。

冬の寒い日は道の端っこを歩け。

そうすれば、

世の中は受け入れてくれる。
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(15)

ボクの芸は20世紀で終わり。

21世紀には新しい人生を歩みたい。