私は私の一生の旅路において
今日というこの道を再び通ることはない
二度と通ることはない
二度と通らぬ今日というこの道
どうして うかうか通ってなろう
笑って通ろう 歌って過ごそう
二度と通らぬ今日というこの道
嘲笑されてそこで反省するのだよ
叱られてそこで硬くなるのだよ
叩かれてそこで強くなるのだよ
一輪の花でさえ風雨をしのいでこそ
美しく咲いて薫るのだ
侮辱されても笑ってうけ流せ
蹴倒されても歯をくいしばって忍べ
苦しいだろう くやしいだろう
しかし君、この道は尊いといわれた人たちが
必ず一度は通った道なんだ