「ポジティブな言葉を使いましょう」
私たちは、生まれてから現在まで
たくさんの言葉を浴びています。
それらの言葉の影響を
知らず知らずのうちに受けています。
一般に、肯定的な言葉よりも
否定的な言葉の方を多く浴びています。
誉められたときにも
謙遜してそのことを否定する人もいます。
その結果、自信のなさが見られます。
特別なことをしないと
認められないという思いを強く持っている人もいます。
子どもたちに、自分の「いいところ」と
「悪いところ」を書かせたことがあります。
何回やっても、悪いところを多く書く傾向は変わりません。
いいところなんて、人から言ってもらわなければわからない…
とも言います。
自分のことを否定的にとらえている人が
周りの人を肯定的にとらえることができるでしょうか。
人間教育の基本は
まずありのままの自分を認め
好きになることだと思います。
なにも、今の自分を変える必要はありません。
今の自分の欠点ととらえていたことを
見方を変えて長所にしていくのです。
いまのままのあなたでいいのです。
解釈を変え、良い方向に伸ばすのです。
たとえば、
●「八方美人」⇒「人づきあいがうまく気配りのできる人」
●「空気が読めない」⇒「周りに流されない」
●「緊張感がない」⇒「肩の力が抜けている」
●「上から目線」⇒「自信がある態度」
●「オンチ」⇒「誰にもマネできないアレンジ」
などなど。
周りの人に対して肯定的にとらえることと
自分を好きになることは
どちらが先でもかまいません。
肯定的にとらえる者の見方が身につけば
自分に対しても周りに対しても
その見方でとらえることができるからです。
会社のリーダーや教師・保護者など
指導する立場の人だけでなく、
自分を探求している子どもたちや仲間同士など
あらゆる人にお勧めです。
想像してみて下さい。
みんなが、周りの人を笑顔で認め合っている姿を。
自信を持てないでいる人の顔が
周りの人の言葉かけによって輝きだす瞬間を。
そして、周りを笑顔にすることができた
自分に対して感じるささやかな喜びを。
ポジティブ言葉が溢れだすようになったとき
あなたの人生はすでに変わってきています。
皆が笑顔になれますように!!