【 アルフレッド・アドラーの名言 】
自分の不完全さを認め、受け入れなさい!
相手の不完全さを認め、許しなさい!
(1)
人生が困難なのではない。
あなたが人生を
困難にしているのだ。
人生はきわめて
シンプルである。
(2)
究極的には、
われわれの人生において
対人関係以外の問題は
ないように見える
(3)
健全な人は、
相手を変えようとせず
自分がかわる。
不健全な人は、
相手を操作し、
変えようとする。
(4)
できない「自分」を
責めている限り、
永遠に幸せには
なれないだろう。
今の自分を認める
勇気を持つ者だけが、
本当に強い人間に
なれるのだ。
(5)
重要なことは人が
何を持って
生まれたかではなく、
与えられたものを
どう使いこなすかである。
(6)
苦しみから
抜け出す方法は
たった1つ。
他の人を
喜ばせることだ。
「自分に
何ができるか」を考え、
それを実行すればよい。
(7)
「自分は役立っている」
と実感するのに、
相手から
感謝されることや、
ほめられることは
不要である。
貢献感は「自己満足」
でいいのだ。
(8)
すべての悩みは
対人関係の課題である。
仙人のような
世捨て人でさえも、
実は他人の目を
気にしているのだ
(9)
楽観的であれ。
過去を悔やむのではなく、
未来を不安視するのでもなく、
今現在の「ここ」だけを
見るのだ。
(10)
陰口を言われても
嫌われても、
あなたが気にする
ことはない。
相手があなたを
どう感じるかは
相手の課題なのだから。
(11)
妻の機嫌が悪いときに、
夫が責任を感じては
いけない。
不機嫌でいるか
上機嫌でいるかは、
妻の課題。
その課題を勝手に
背負うから苦しいのだ。
(12)
やる気がなくなった
のではない。
やる気をなくすという
決断を自分でした
だけだ。
(13)
変われないのではない。
変わらないという決断を
自分でしているだけだ。
(14)
「よくできたね」と
褒めるのではなく、
「ありがとう、
助かったよ」と
感謝を伝える。
感謝される喜びを
体験すれば、
自ら進んで貢献を
繰り返すだろう。
(15)
ほかの人の
自分に対する評価は、
その人の
個人的な意見であり、
自分の評価そのものには、
関係しない
(16)
誰でも、
どんなことでも
成し遂げることができる。
(17)
暗いのではなく、
優しいのだ。
のろまではなく、
丁寧なのだ。
失敗ばかりではなく、
たくさんチャレンジを
しているのだ
(18)
人は失敗を通じてしか
学ばない。
(19)
人生における
あらゆる失敗の原因は、
自分のことしか
考えていないことにある。
(20)
遺伝もトラウマも、
あなたを支配してはいない。
どんな過去であれ、
未来はいまここにいる
あなたがつくるのだ。
(21)
個人が存在する
意味とは何か?
それは人を助け、
勇気づけ、
喜びを与えることである
(22)
いつも治療よりも
予防が大切である
(23)
もっとも重要な問いは
「どこから」ではなくて
「どこへ」である
(21)
自分だけでなく、
仲間の利益を
大切にすること。
受け取るよりも多く、
相手に与えること。
幸福になる唯一の道である。
- アルフレッド・アドラー -
■ 嫌われてもいいと思えると楽になる!
今回は、オーストリア出身の心理学者:アルフレッド・アドラーさんの名言をピックアップさせていただきました。アドラー心理学が数年前にちょっとしたブームとなったのをご存知ですか?!。当時「嫌われる勇気」という本が大ヒットしました。
嫌われる勇気といっても、人間関係に嫌気し、なげやりに「嫌われていい」と思うことではありません。人の目を気にしすぎて間違った判断をくださないようにするための方法が非常に分かりやすく説かれてます。
意味もなく苦しかったり、悲しかったりする経験が誰でもあるかと思いますが、答えを見出そうとしてもがけばもがくほど苦しくなります。
■ 人間の悩みの大半は人間関係!
しかし、アドラーの本にはその答えが書かれています。というも今回セレクトさせていただいた名言にもありますとおり人間が生涯抱える悩みの多くが人間関係に関連していて、アドラーにいたってはすべて人間関係と断言しています。
ですので、人間関係に関する悩みを無視することは出来ません。しかし、「嫌われてもいいや」決めてしまえば楽になります。とはいっても今まで「だれからも嫌われたくない」と思いながら生きてきた人にしてみれば、相当勇気のいることです。
誰からも嫌われたくないと思いながら生きると自分が無くなります。すべて相手に合わせながら生きていかなければならなくなるからです。当然自分が無くなるので、だんだん辛いことが増えていきます。ではなぜ「嫌われたくない」とう思いを手放せないのでしょうか?
■ 誰からも好かれたい人は誰からも好かれない!?
それは人目を気にしすぎているからです。人目を気にしすぎると考える必要もない余計なことをついつい考えてしまいます。例えば自分に関係ない職場で起こった出来事などを、あれこれ考えているうちに不安ばかりが大きくなるといった具合です。
「考えるのをやめればいいじゃない」と思われるかもしれませんが、こうした悩みを抱えている人たちに考えるのをやめろといっても、すぐには無理なんです。時間をおいて少しずつ考えることから離れていく必要があります。
そうならないためにも「嫌われてもいい」と覚悟しなければなりません。しかし、それは決して大変なことではありません。自分らしく生きていくうえでこれ以上理にかなった法則はないと信じています。
アドラーの著書は人生をよりよいものにするための必読の書です。業種、業態、団体に関係なく利用できると思いますので、是非図書館で借りて読んでみてください。
「 あなたが変われないのは実は変わりたくないから?! 」