苦しかったら「大丈夫!」と言ってみる!
迷ったら「間違ってもいい」と
心の中でつぶやく!
『なにがあっても大丈夫』
大丈夫、大丈夫、
いつかはここを
抜ける日がやってくる。
- よしもとばなな -
大丈夫ですよ。
終わりがあれば
またいつか始まりますから
- タモリ -
大丈夫と思えば、
大丈夫なんです。
切り替えって大事です。
思い込みって大事
- 指原莉乃 -
何も怖いものなどなかった。
正直にやっていれば、
必ず大丈夫だと思っていた
- フジ子・ヘミング -
わしはバカボンのパパなのだ!
この世はむずかしいのだ!
わしの思うようには
ならないのだ!
でも、わしは大丈夫なのだ!
わしは、いつでも
わしなので大丈夫なのだ!
これでいいのだと
言っているから大丈夫なのだ!
- バカボンのパパ -
新しい生活、その不安ね。
大丈夫よ、全然大丈夫よ。
今考えても仕方ないじゃない。
何かあったら その時に
考えればいいのよ。
本当にそんなものよ。
それで意外とうまくいくのよ。
- リトルミィ -
パニックに
なりそうだったら
「大丈夫!大丈夫!」
と言い続けましょう
- 斉藤一人 -
『間違っても大丈夫!』
■ 行動しなければ現状は変わらない!
「もうこんなのいや!」「なんでこんなことをやらなければならないの?」「いつまでこんな状況が続くの?」と現状に不満を抱いたとき、今我慢すればきっといいことがあると信じたいですよね。しかし、思っているだけでは残念ながら何も変わりません。
現状を変えるためには、目的意識をしっかり持って、具体的な目標に従って行動する必要があります。思いのままに行動できれば、どんな大きな夢でも実現することができるでしょう。しかし、現実は中々そうはいきませんよね。
行動を妨げる最大の原因は「間違ってはいけない」という強い思い込みです。その背景には「間違ったら怒られる」、「間違ったらと笑われる」、「間違ったらバカだと思われる」といった恐怖感があります。これらは人目を意識しすぎてることによって起こります。
■ 人目を気にしすぎると行動できなくなる!?
なぜ人目を必要以上に気にしてしまうのかというと、自分と他人を比較してしまうからです。かくいう私も以前は、人目を気にしすぎて失敗に対する恐怖感に悩まされていました。「あんたこんなこともできないの?」、「よくそれでウチで働く気になれたね」といった嫌味を職場の人に言われていたのでなおさらです。
同時私が勤めていた職場の人たちは皆日本を代表する有名な国立大学を卒業されている方ばかりだったので、彼、彼女らに対するコンプレックスが、余計に私を追い込んでいました。いつも自分と比較して自分に足りない点ばかりに目が行き、そのたびに悩みが大きくなりました。
実際に仕事でちょっとしたミスをして、みんなの前で上司に怒られるのが恥ずかしくて仕方ありませんでした。ですので、つねに「間違ってはいけない」と考えていました。このため何かと迷いが生じやすく、迷えば迷うほど仕事を処理するスピードが落ちるので、ストレスばかりが大きくなりました。
■ 気がついたらゼロイチ思考に苦しめられていた?
話は突然大きく変わりますが、あなたは「ゼロイチ思考」をご存知ですか?。ゼロイチ思考とは、その名の通り、「ゼロかイチ」といった両極端な思考をいい、英語のAll or Nothig(オールオアナッシング)と同じ意味合いを持つ言葉です。
人はゼロイチ思考に陥ると、より迷いが生じやすくなるので、些細なことでも強いストレスを感じるようになります。このため、何か新しいことを始めても、ちょっとつまづいたくらいで、「こんなこともできないのか」と、自己嫌悪に陥り、すぐにやめてしまいます。
また、「これはきっとこうに違いない」といった具合に先読みしすぎたり、一方的に決めつけたりします。こうした強い思い込みが当たればいいのですが、外れると極端に落ち込みます。物事なんでも「白黒」で判断しようとすると、次第に何をするにもストレスになってしまいます。
■ 完璧主義を目指さない!
当然対人面でも支障をきたすこととなり、他人が自分の考えに口出しするのが我慢できません。突然怒りだしたりします。人目を気にしすぎる傾向が強いと、失敗をとにかく恐れます。このため、失敗した場合のリスクについて考え過ぎてしまうのです。
リスクを恐れすぎるあまり行動できなくなってしまいます。こう書くとゼロイチ思考は、特殊な人の考え方と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。ゼロイチ思考から抜け出すには完璧主義を目指さないことです。また、次の方法も有効です。
■ 「間違っても大丈夫」と考える!
いつもびくびくしていることにだんだん疲れた私はある日、思いきって逆のことをしてみました。「間違っても大丈夫。大したことはない」すると、気が楽になり、行動しやすくなったのです。
「間違っても大丈夫」と考えると、誰かに許してもらえたような気になります。まず、気楽に生きるために、ここからスタートしましょう。正解する必要はありません。
■ 「間違ってもいい」と心の中でつぶやく
誰でも最初は分からないのですから、知らなくて当然です。間違ってもいいのです。「最初から正解する」という前提で行動しようとすると、完璧を求めてしまいます。行動できなくなります。
以前の私のように、笑われるのではないかとびくびくすることになるからです。「間違ってから、正解を知る」という順番でいいのです。これなら完璧である必要はありません。最初に間違ってもいいという前提があると、気が楽になり、行動しやすくなります。