瀕死のUSJをV字回復させた稀代のマーケター・森岡毅の言葉
心に響くMOVIE
(1)
誰にも「特徴」があります。
それがよく働くか悪く働くかは、「文脈」が決めています。
「文脈」とは、環境と言い替えたらわかりやすいでしょうか。
自分の特徴が生きる文脈に行くことができたら、人は成功します。
(2)
ゴールは途中で変わってもいいと思います。
私の場合もそうでしたから。
20代で今の姿を描いていたかというとそうではありません。
その都度ゴールは明確に描いていましたが、
必要に応じて何度も変わっていった。それでいい。
(3)
ゴールを定めていないと不安になります。
どこに向かっているかを明確にしてはじめて、
今日の一歩を踏み出せるんです。
(4)
自分にとっての成功は何なのか。
まずはそれを考え、今日やる仕事を決めていく。
(5)
私は趣味でチェスを打つんですが、
勝てるときは、最初に「チェックメイトする盤面」が見えているんです。
その盤面に行きつくように、さかのぼって最初に打つ手を考えていきます。
これはビジネスでも同じです。
(6)
今までのやり方を変えるのはしんどいことです。
変えさせる私だってしんどい。
でも、「嫌われていいんだ。だって正しいことなんだから」と思うと、強くなれます。
(7)
私はこれまでたくさんの失敗をしてきましたけど、
それでわかったことは、
「正しいかどうかは、他人が決めることじゃない」ということです。
(8)
みんな、子どものころから人の顔色をうかがい過ぎなんです。
親や先生の期待に応えようとして、自分の意志を貫くことに慣れてない。
(9)
いくら周囲から嫌われても、結果が出るまで戦い続けるしかない。
今でも私は周りから嫌われていると思いますよ。
でも、それは勲章だと思っています。
(10)
人に好かれようとか、誰かの顔を立てようなんて思っていてはダメなんです。
みんなの意見を活かして丸くまとめようなんていうのは、
カレーライスにすき焼きを混ぜて提供しようなんてもの。
(11)
私は前の会社で”野武士”と呼ばれていたんです。
成果は出すけど、「お世辞が必要な」上司には嫌われる。
(12)
誰もが求める、アイデアの“神様”の正体。それは”確率”です。
いいアイデアを生み出す確率を高めるため、
私は常に”イノベーション・フレームワーク”を実践しているだけなのです。
(13)
うまく行ってる状態を想像して、
そこから逆算して何が必要なのか考えるのがマーケティングだ。
(14)
大きな変革をするときに一番大事なこと。
それは、『人に好かれようと思わないこと』です。
(15)
偶然に起こっているように見える中から
勝つための法則を見つけ出す技術と、
その正しい方向へみんなを引っ張っていく情熱。
その能力を自分以外の誰かのために使う、
それがプロフェッショナルだと思います。