革命を起こす人の共通点

革命を起こす人には共通点がありました♪

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国を作り変えるのは、そんな生易しいことではない。

例えば、インドの独立の父・ガンジーの生涯を考えるとつくづくそう思います。

イギリスによる植民地支配の時代、インドの人々が汗まみれで命がけで綿花を作っているとき、イギリス人たちは舞踏会や狐狩りをして優雅な毎日を暮していた。

それを実際に自分の目で見たガンジーは、こんな生き方は違う、この社会構造は間違っていると身をもって確信した。

誰かに教えられたのでもなければ、借り物のイデオロギーに拠ったわけでもなく、自分の目で見たもので判断して、行動している。

銃や暴力で他者を征服するような帝国主義の時代に、ほとんど裸同然で、さあ私とともに行こう、と非暴力を掲げて貫いた。

驚くべき無頼だと思います。

本当に強い人間にはそういうところがあるものです。

何千人か何万人かの中には、たとえ自分一人でもやるべきことをやろうとする者がいて、それが世の中を変えていく。

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「無頼のススメ」

伊集院 静 著

新潮新書より

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孟子の言葉で、僕の大好きな言葉でもある以下の言葉があります。

「自ら反みて縮くんば、千万人と雖も、吾往かん」

(みずからをかえりみてなおくんば、せんまんにんといえども、われゆかん。)

意味は、

「自分の心を振り返ってみたときに自分が正しければ、たとえ相手が千万人であっても、私は敢然と進んでこれに当ろう」

この言葉は、あの吉田松陰先生も好んで使われていたそうです。

そういえば、坂本龍馬さんも、

「世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る」

と言っておりますね♪

ガンジーも、吉田松陰先生も、坂本龍馬さんも、

一人でも俺はやる!という志で動いていたのでしょう。

誰かがいなくちゃ出来ないことは、誰かがいても出来ない。

お金がきゃ出来ないと言っている人は、お金があっても出来ない。

人脈がないと無理って言う人は、人脈があっても無理。

きっと、そういうものなのでしょう。

最初から頼る気満々の人からは、本気さが感じられず、頼られても困るというのが本音だと思います。

それでもたんたんと行動し続けている人に、女神は微笑むんですね(^_^)

※魂が震える話より