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人間には、自分のためには行動できなくても、誰かを幸せにするためになら行動できる本能があるのは確かです。
勉強をしない子どもに「勉強しなさい」と大人が言うとき、「あなたのために言っているのよ」「ほかの誰でもない、自分の将来のためなんだから頑張れ」と言うのは大人の常套句です。
ですが、言われたことがある人はわかると思いますが、「自分のため」というニンジンでは人は動こうとしません。
ところが実は、勉強しないで困るのは自分ではありません。
自分自身は、勉強ができようができまいが、そこそこ困らずに生きていけるでしょうが、「共に生きる人」には大きな違いが生まれます。
夫や妻が、もしくはお父さんお母さんが、昨日と違う自分になる「努力を嫌がる人」なのか、「率先して努力する人」なのかによって、共に生きる家族の人生が大きく変わるということは、紛れもない事実なのです。
ですから、「勉強は、将来出会う大切な人のために、少しでも頑張っておけ。そして、愛する人を守るためにも勉強が好きな人になろう」、こう言われたほうが断然やる気が出ます。
そういう生き方が、ひいては自分の幸せになっていくのです。
「自分がやっていることが、誰かの役に立っている」という実感は、何物にも代えがたい喜びです。
多くの人は、その喜びを得るために人生を使っていると言っても過言ではありません。
「よりよい未来をつくりたい」
このことは、誰もが思っていると思います。
でも、誰かがつくってくれることを期待したり、どうせ変わらないと悲観していても、状況がよくなるわけではありません。
自分の居場所で、自分のできることを一人ひとりが行動することによって、始めて、よりよい未来はつくられます。
本を読むことは、よりよい未来をつくるために、たった一人でもできる具体的なアクションなのです。
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「書斎の鍵」
喜多川 泰 著
現代書林より
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この本にも書かれていましたが、社長や経営者と呼ばれる人たちは、読書の習慣を必ずと言っていいほど持っています。
ビルゲイツさんも孫正義さんもどれほどカリスマ経営者と呼ばれている人でも、
自分一人の経験則と感覚で会社を経営することはないのです。
歴史に学んだり、偉人に学んだり、思想を学んだりと、本からヒントを得ながら決断しています。
それだけの責任を背負っているのです。
今いる人、将来出会う人、社員さん、スタッフさんのためにも、学び続けていこうと思います(^_^)b
それにしても、この本はおススメです!!!
是非、「読書のすすめ」で買ってくださいね♪
「この本を読んでいなかったらと思うとぞっとする」ほど、読んで良かった本でした♪
※魂が震える話より