お釈迦様は、お金や物がなくてもできる七つの親切「無財の七施」を教えられました。
その中に「言辞施」と「心施」を教えられています。「言辞施」とは心からの優しい言葉をかけること「心施」とは心からの感謝の言葉を伝えること「ありがとう」と言うことです。
苦しい時に優しい言葉をかけてもらったり、自分の苦労や努力をねぎらってもらったり、感謝の言葉を言われると、お小遣いをもらったり、何かを買ってもらったりする以上に、それだけで嬉しい気持ちになり、心にずっと残り、励まし続けてくれるのです。
嬉しい一言を相手に届けることができれば、一生、相手から好意を持たれることもあるのです。
(『幸せの花咲く仏教サロン』より)🍀🍀