「人は基本的に変化が嫌い」というお話です。
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人は基本的に、安定が好き。
変化は嫌いです。
多少欠陥があっても、慣れたものに親しみを感じるように、つくられています。
それゆえ、似た者同士であつまって、いわば同盟を組んで、安定が崩れないように平衡を保っています。
それゆえ、あなたが突然、
「こんな現状を、変えようよ!」
と言い出すことは、彼らにとっては、見たくもないことを、突きつけられている感じがするかも。
たとえ、あなたの言い分が、百パーセント正しかったとしても、
「そんなこと、何かが崩れてから考えようよ」という勢いかもしれません。
それゆえ、あなたの時間を、幸せなものにするためには、価値観の合わない世界と、いつまでもご縁をいただいているわけにはゆかない。
なりたい自分になる7つのステップ
藤沢優月 著
ディスカヴァー
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変化を好む人は少ないものです。
何かを始めようとしたり、何かを変えようとすると、必ず否定的な人が現われます。
携帯電話からスマホにシフトしているとき、おもしろがって直ぐにスマホに変える人と、「自分は今までの携帯電話がいい。スマホは流行らないと思う」などと言っていた人がいたと思います。
しかし、残念なことにその後、ほとんどの人がスマホを持つ時代があっという間に訪れました。
車もこれからは、高速道路での自動運転がどんどん加速するでしょう。
もう、オートマとかミッションの次元を飛び越えています。
イーロン・マスクは、東京―ロサンゼルス間を32分で移動し、100人が乗れる「ロケット飛行機」を開発しています。
おそらく、現実になるでしょう。
江戸時代から見たら、今の時代も考えられないことだらけで、自分が生まれたころから考えても、あり得ない程変化しています。
世界中の誰とでも繋がることができ、世界中の情報を個人が入手でき、パソコンをポケットに入れて持ち歩き、顔認証でロックを解除するなんて、僕の子どもの頃からしたらSFです。
でも、確実に変化は起きるのです。
ダーウィンの有名すぎる言葉が響きます。
「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。
そうではない。
最も頭のいいものか。
そうでもない。
それは、変化に対応できる生き物だ」
変化を恐れるのではなく、変化を楽しんでいきたいものですね♪
※魂が震える話より