「16時間の気持ち」

「16時間の気持ち」というお話です。

一日に8時間睡眠を取るとすると、起きている時間は16時間です。

その16時間を、どんな気持ちで過ごすのか?

そこに「幸せ」になるヒントというより“答え”が隠されているのです。

一日16時間を「楽しいな~、嬉しいな~、幸せだな~」と思って生きるのか、

「つらいな~、イライラするな~、なんでこんなに不幸なんだ!」と思って生きるのか、

この一日一日の積み重ねが一年であり、一生であります。

今日一日が幸せなら、幸せな人生になっていくのです。

(いやいや、そんな気持ちになれないよ!辛いことも苦しいこともいっぱいあるでしょ?)

はい、そう思いたくなる出来事は沢山あるかもしれません。

でも、その出来事に対しての意味付けをするのは他人ではなく自分ですよね?

神様は、“どんな出来事も自分で意味付けできる”というプレゼントをくださっていたのです。

ある人は、上司に叱られて「クソ上司!なんで認めてくれないんだ!」と思い、

ある人は、同じように上司に叱られても「自分では気付けなかった事を教えて頂いて、ありがたい」と感謝する。

ある人は、貧乏な家に生まれて「最悪、だから自分はこうなった」と言い、

ある人は、同じように貧乏な家に生まれても「そのおかげで自分はお金を大事にするようになって、成功できた」と言う。

どちらの意味付けも自分で選ぶことができるということは、どういう事かというと、

【幸、不幸も自分で選べる】

ということです。

一日のうち16時間を「幸せに生きるのか、不幸に生きるのか」を選択するのです。

間違っちゃいけないのが、楽を選ぶということではなく、幸せな方を選ぶ。

戦国武将の山中鹿之助さんは、「願わくば我に七難八苦を与えたまえ」と、月に向かって祈ったそうです。

又、「憂き事のなほこの上に積れかし、限りある身の力ためさん」とも言っています。

意味は、(つらいことがどんどん私の身にふりかかってこい、己の限界を試してやる)

これ、幸せか不幸かで言ったら幸せなことではないでしょうか。

挑戦できる幸せ、自分を高められる幸せ、困難に立ち向かえるという幸せ。

困難=不幸と思いがちですが、そうじゃない人もたくさんいます。

困難ほど楽しむ、困難ほどワクワクする、困難ほど成長できると知っている。

ワンピースのルフィーや、ドラゴンボールの悟空のように。

そういえば悟空はよく「おらワクワクすっぞ!」って言ってますね(笑)

困難を避けようとしたり逃げようとすると「嫌なモノ」になり、

困難に挑もうとして自分から立ち向かうと「楽しいモノ」になるというのを日本のアニメも教えてくれています♪

このいただいた命、いただいた一日、幸せに生きていけたらと思います。

※魂が震える話より