「苦しいときこそ率先垂範」


「苦しいときこそ率先垂範」

厳しい状況になると、リーダーの心にも、とかく無意識の甘えがしのび寄る。そうなると、新しいことに挑戦する気概や積極性を失ってしまう。その気配が周囲に広がり、まわりの空気も次第に沈滞してゆく。そんなときこそ自分で自分を励まして、率先垂範を心がけよう。その心意気がまわりの空気を盛り上げ、それがまた自分を励ましてくれることにもなる。

『松下幸之助 成功 日めくり』より