自分を改造するための2つの方法

どうしたら自己を改造して、
新しい自分になれるか?

それにはまず、
「何によって自己を新しくしたらよいのか」
ということを先に
解決しなければなりません。

つまり、

「自分自身で自分を改造することが
できるのか?」

「他の人の力を借りなければ
ならないのか?」

ということです。

たとえばここに、
石ころが1つあるとしましょう。

この石ころは、ある形状、ある性質を
もっていて、長い年月の間、
変わらない運命を
繰り返してきたものとします。

この石を新しくしようと思ったら、
何より私たちが手を加えてしまうのが、
いちばん手っ取り早い方法です。

つまり、他人の力をもって、
凸凹を滑らかにしたり、
あるいは表面を装飾的にすれば、
その石は建築資材とか、
何かの材料として用いられることが
できるでしょう。

これは
「他人の力を借りて自分を新しくし、
新しい運命を手に入れた」
ということになります。

また、ここに1人の医学生がいたと
しましょう。彼は、数年の間、
資格試験に臨んでいますがうまくいかず、
ずっと同じような1年を繰り返してきました。

しかし、この医学生がある朝、突然、

「同じ貨幣からは、同じ価値しか
得られないのだ」

ということを悟り、それから発奮して、
猛勉強するようになります。
そして努力の結果、試験に合格して
医院を開業することができたとすれば、
これは「自分の力で自分を新しくした」
ということでしょう。

この例のように、自己を新しくするには、
他人の力を借りるのと、
自分自身で行なうのと
2つの道があるのです。

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努力を「努力」と思わなくするための本

『努力論』
幸田露伴・著/夏川賀央・現代語訳

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