シアワセについて

シアワセについて

以前
インドの貧しい村の家で
お昼をご馳走になったことがありました

バナナの葉っぱのお皿にはご飯
ヤシの実をくりぬいたお椀にはカレー
デザートもチャイも、心のこもったもの
3世代家族がワイワイと集まり
カレーの食べ方を教えてくれました

そのおいしかったこと!

私はお礼に
街から買ってきたお菓子を贈ろうとしたところ
そこのおばあちゃんがこう言ったのです

「なにも要らないよ
あなたがここに来てくれただけで十分」

帰り際に
小学生の娘さんが、野原の白い花で編んだリースを
恥ずかしそうに差し出しました
花を摘み
時間をかけて作った
その贈り物は
どんな高価なものよりもうれしく
思わず涙が、ぽろぽろ…

私が持ってきた街のお菓子が
なんだか恥ずかしくも思えてきたのでした

その家族は
まるで「私たちはもう十分、たくさんのものを持っている」と
伝えているようにも感じられました

「持っていない」
「足りない」
「満たされない」
という気持ちがあると
それをなにかで埋めようと、必死になります

人と比べているからです

なにかを買ったり
ぜいたくをしたりすることで
満たされたような気持ちになります

でも、それは大きな勘ちがい

本当の幸せは
お金では買うことができないのです

「私は持っている」
「もう十分」
「満たされている」と
足元にあたりまえにある価値に気づけたら
どれだけの人が幸せになることでしょう

まわりの人に目を向けるのではなく
自分の心に正直に向き合うことが、幸せへの近道

幸せとは
どんな状態かではなく
感じ方の問題なのです

あなたは、どんなことに喜びを感じますか?

家族がいること
友達がいること
元気で働けること
ご飯をおいしく食べられること
夕陽がきれいだったこと
人を愛せること…

いまでも
十分、幸せなはずです

私たちは
たくさんの価値あるものを持っているのですから

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