【偉人】人が自分を認めなくても

子曰わく、學びて時に之を習う、

 亦説(またよろこ)ばしからずや。

 

 朋(とも)遠方より来(きた)る有り、

 亦樂しからずや。

 

 人知らずして慍(うら)みず、

 亦君子ならずや。

 

 

【訳】

 

 先師が言われた。

 

「聖賢の道を学んで、時に応じてこれを実践し、

 その真意を自ら会得することができるのは、

 なんと喜ばしいことではないか。

 

 共に道を学ぼうとして、思いがけなく

 遠方から同志がやってくるのは、

 なんと楽しいことではないか。

 

 人が自分の存在を認めてくれなくても、

 怨むことなく、自ら為すべきことを努めてやまない人は、

 なんと立派ではないか」

 

 

 ◆修己治人の書『論語』に学ぶ

 『愛蔵版「仮名論語」』

 


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